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WE MAKE ENERGY(株)（以下、WME）では、三軒茶屋でのSANCHA HAVE A GOOD MARKET!!!での再エネ100%マルシェ開催などの取組みをきっかけに、世田谷区と2050年のカーボンニュートラル実現に向けての協業の可能性を協議してきました。2024年2月より1年半以上議論を重ね、ようやく連携協定締結に至りました。

WMEは、ドイツ・オーストリアなどで普及する地域脱炭素を実現するための中間支援の仕組みを担う「エネルギーエージェンシー」の役割が重要であると考え、世田谷区においてその役割を担っていきます。「脱炭素相談窓口」というイメージです。　　　　　　

エネルギーエージェンシーは、一般の電力需要家には複雑で難解なエネルギーに関する幅広い専門知識・社会実装ノウハウを持ち、発電・蓄電設備の設計のみならず、空調・給湯設備、照明機器の設計、建物の断熱気密設計や気流設計、施工と保守管理まで、電力需要化に対して総合的なエネルギー最適化をサポートする役割です。

https://we-make-energy.jp/project/

WMEが取り組んでいる電力需要家へのエネルギー最適化提案は相当な手間暇が掛かるものですが、脱炭素はもちろん長期的な経済効果も確実に出せるものです。WMEとしては、このエネルギーエージェンシーの役割をブラッシュアップしていき、そのツールとノウハウを集合知として各地域の中間支援組織へ提供していきたいと考えています。