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story

K&Eの原点と未来へ描くストーリー

Issue
The problems that society is facing.

便利さ、物質的豊かさを求めて右肩上がりの前進を続けてきた現代の日本の社会システムは、すでに制度疲労を起こし、少子高齢化・人口減少や食糧危機など、様々な社会課題を産んでいます。また、人類の経済活動が地球を破壊してきた結果、気候変動などの環境諸課題も限界を迎えています。

人間が人間らしく、心身共に健康で文化的な生活を生涯送るために、そして未来の子どもたちのために、本当に必要なものとは一体何でしょうか。一般的に幸せは感情的なものと捉えられがちですが、長期的な視点で全体最適を考え、理に適ったライフスタイルを確立すれば、幸せの布石を打つことは可能なはずです。

Disadvantages brought about by mass production and mass consumption.

持続可能な未来を考える上で避けては通れないのが、私たちの日常的な消費行動の見直しです。持続不可能な経済活動の根源が大資本による大量生産=低価格にあるのではないでしょうか。低価格でなければ買わないような有用性の低いものは、短期間で不要になりゴミとなります。それは生活雑貨や衣服のみならず住居に関しても同様で、長期的に見れば私たち消費者にとって不利益、そして資源の無駄遣いと大量の廃棄物は地球環境にも不利益をもたらします。

持続可能な社会の実現のためには、まず本質的に価値のある商品を消費者が選択し、薄利多売ゲームを卒業する必要があるのです。

Regression of consumption behavior.

鍵となるのは、消費行動の回帰です。かつて江戸時代においては小資本による持続可能な事業しか存在し得ず、地域で資本が循環していました。しかし現代には多くの産業に工業製品のモデルが拡大され、低価格を価値とする薄利多売型の商品が溢れ、大資本が利益を吸い上げる一方通行状態に陥っています。

消費者一人ひとりの選択が社会をかたちづくる当事者と認識すれば、「消費」から「投資」への意識の変革が起こります。この変革は、何より私たち消費者自身の長期的利益につながります。 また、地域で利益が循環する「投資」的消費行動が一般化すれば、企業側でも「本質的な価値」を意識しなければ市場から支持を得られなくなります。

大資本、中央資本によるトップダウン型経済は最小限にとどめ、小資本、地域資本によるボトムアップ型経済を再生させること、集約型経済から分散型経済へのお金の流れを可能な限り最大化し、全てのステークホルダーから支持され得る事業の仕組みをつくることが、持続可能な社会への近道です。

Independence and Mutual Understanding.

「投資」的消費行動を一般化させるために必要なのは、地域資源とそれがもたらす利益が循環し、コミュニティが利益を実感できる分散型プラットフォームの構築です。日本においてこれから約80年間で人口が半減するという現象が確実に起こる中、電気・水道・交通網や行政機能など様々な集約型インフラをこれまで通りのコストで維持することは絶対的に不可能であり、今後繁栄を遂げる地域の条件は、エ・食・住(エネルギー/食料/住環境)が自給できる、つまりライフラインコストの安い自然環境に恵まれた地域です。
そして、地域の発展には、合理的な戦略設計と、「自立」と「相互理解」が必須条件になります。

そしてその地域の繁栄には、合理的な分散型プラットフォーム(ハード・ソフト)と、そこに暮らす人々が当事者としての作法(アプリケーション)の両輪が必要です。
作法とは、当事者として「自立」すること、自然環境や地域コミュニティなどの財産を共有する他者を「尊重」すること、課題解決のために日々考え「創造」することです。

K&E’s Mission.

下図の人口推計の通り、日本はもうGDP・経済成長を競うゲームで大敗が確定しており、いずれ破綻するこのゲームの呪縛から逃れる絶好のチャンスを迎えています。

K&Eは、未来を生きる子どもたちのため、小資本 x 地域資源(エ・食・住・人材)を活かした人間が幸せに生きるための基盤となるライフライン事業のプラットフォームを構築します。人々が生活に困窮するリスクを最小化することが平和への第一歩と考え、世代を超えてコミュニティの人たちに支持される(投資し続けられる)経営メソッドを追求します。

K&Eは地域資本、小資本の挑戦を応援することで、250年以上もの長い時間平和が続き文化も栄えた江戸時代のような持続可能な分散型社会システムを修復していきます。

※参考資料:国土交通省作成「国土の長期展望」

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