コラム

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イタリア語で白黒を意味する “Bianco Nero” のコンセプトは、 実はとても日本的です。

戦乱の世から天下泰平の250年、 江戸時代に普及した漆喰の白い壁と金属屋根という組み合わせは、 日本の伝統的な建築様式とも言えます。

経年変化を楽しめる外壁材としての漆喰と、 ブラックの太陽光パネルと一体化するガルバリウム鋼板屋根という 耐久性の高い白黒の組合せが、価値ある粋なものを手作業で生み出し、 大事に手入れをしながら愛着を持って長持ちさせるという日本人の美意識の表れであり、 それが “Bianco Nero” の本質です。

地球にも財布にも優しいカーボンニュートラルライフを実現し、 美しく長持ちする平和の象徴のような建物が、 世界に誇れる未来の日本の街並みとなることを私たちは思い描いています。