國學院高等学校の「電力自給」が開始しました!
2018年より当社代表の母校、國學院高等学校(東京都渋谷区)のエネルギー課題解決のお手伝いをしてきました。
2018年の新電力への切り替えにより約3年間で1000万円近い電気料金の削減に続き、この度東京都の助成制度を活用し校舎屋根上への太陽光発電システムの導入が完了しました。
「電力自給」により電力消費量の20%を賄うことでCO2削減と共に年間約400万円の電気料金削減を見込んでいます。投資額は約1000万円、3年以内に投資回収を完了しその経済効果を教育プログラムへ再投資する計画です。
こんなに素晴らしい成果をもたらす「電力自給」の効用が認知されていないのは、「やりっぱなしで効果測定がなされていない」ことが原因です。「電力自給」は電気の自給自足を目的に導入されるもので売電収入はありません。
太陽光発電システムとしては全く同じものでも、毎月の電気料金を削減してくれるものと毎月の売電収入をもたらしてくれるものとでは、前者は効果測定をしない限り「安くなった電気料金に慣れやがてその効用を忘れる」ことになります。
「電力自給」がスタートした國學院高校では、校長室、職員室に日々の発電量と電力自給率をモニターで視認できるようにすると共に、当社より毎月経済効果を含めた実績レポートを提出、解説することで、「電力自給とは何か」を教職員・生徒に認識してもらい、「電力自給」という次世代の常識を先取りする高校を目指していきたいと思います。
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